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徒然日記

飾りのない日々を赤裸々に自分なりに書いています。ご感想頂ければ幸いです。

家庭教師

7月4日(土)
へとへとになって、午後10時頃帰宅した。

家に着くと見知らぬ若い女性と息子と妻が話をしている。
息子の顔はうつむき気味になっている。

何が起きてるのか、全く把握できない。。。。。

人間、予期せぬ出来事が起きると一瞬にして、頭が真っ白となる。その真っ白の状況に耐え切れなくて、過去のデータから今何が起きているのか導き出すように脳が働く。

状況把握できる前にその彼女が声を掛けてきた。
「お父さんですか、私くし家庭教師TTTのマネジャー?のSです」と。
え、家庭教師・・・つまり・家庭教師派遣会社の営業だとわかる。

妻からは必要となる経費・・・お金の話を聞いてくれと言われる。
お金のこと・・・・いきなり、何を言い出すのか?
妻の話しも理解不能だ。

だが、その席に着かないわけにもいかない。
正直に、全く話を聞かされていない。大変戸惑い、驚いてる旨を話す。
簡単に本日の来訪理由や息子の現状の成績や息子から得意・不得意の科目を聞いた旨と家庭教師をつけて、夏休みの計画その後の計画等の一通りの説明を受けた。

彼女が問う?
「お父さんの家庭教師対するイメージは?」

「家庭教師なんて、大嫌いです。
と答えた。
彼女も予期せぬ答えのためか・・
具体的な理由を訊ねてきた?
自分の子供の頃の経験から嫌いになった旨を話した。

ただし、塾に行かせないとか家庭教師をつけないというのはある意味父親のエゴだとも思っている。絶対反対というわげててはない。
息子自身が熟慮の上で決断し、家庭教師をつけて、高校受験の望みたいなら、それを反対することは自分にはできない、逆に息子を応援したい。どんな結果になろうと息子を信用し、信頼しているからだ。

息子に決定権を委ねた。
息子にはいつも自分がどんなタイプの人間なのか考えるように話をしている。
要は自分から積極的に動けるタイプか?又は尻叩かれたほうが良いタイプか?
父親の自分は後者である。(娘は前者かも・・)
あえて厳しいことを選択しないとすぐに楽な方を選んでしまう怠け者だ。と以前から何度もその話は繰り返してきた。

息子の選択は「家庭教師をつけて、頑張って受験に望みたい」とのことだった。

そかそか。

そうなれば話は早い。結果がどうあれ、彼が選択しことを信じる。
申し込みやかかる経費は自分の役割だ。

申し込むこととなった。

夜の11時を回ってしまった。
こんな時間に若い女性を人通りの少ない道を帰すわけにもいかない。
最寄の駅まで彼女を車で送った。

彼女曰く「個人的に興味を抱いたお父さんでした」

営業トークだと思いつつ、自分も単純だ。悪い気はしない。


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