徒然日記

飾りのない日々を赤裸々に自分なりに書いています。ご感想頂ければ幸いです。

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凶悪

9月21日(土)
映画「『凶悪』を観てきた。
いつもの映画館では上映されないため、京成千葉中央駅に隣接するる映画館京成ローザまで出かけた。
遠征ついでに、以前から気になってたタンメン専門店で食事をとることにする。
店の名前はわからない。白い暖簾にタンメンと書いた朱の文字だけが目立つこじんまりとした店。
店内は10席程のカウンターの他に、上がり座敷がひとつあった。
壁にはタンメンの他にラーメン・やきそば・ギョーザの貼り紙がある。
店員は中国人と思われる女性2名であった。

先客はカウンターに3名。自分もカウンターに座る。注文したのはもちろんタンメン。価格は500円也。
2013092120280000[1]

味は500円相当の味。^^;
まずくもなく美味くもない・・期待以上の出来ではなかった。ちと残念。

映画館京成ローザはイースト館(東)とウエスト(西)館のふたつに分かれる。
建物も別棟となり、駅を中心に東と西に分かれる。シアター内の雰囲気も全く異質である。
ウエスト館は建物自体が非常に古く。一昔前の映画館。チケット売場も売店を兼ねている。
錆びた感じの情緒ありともいえるが、自分は新し目のイースト館のほうが好き。
今作はウエスト館での上映であった。

2階の受付ロビーに着いたときは上映と時間となっていた。
チケット売場には1人もいない。慌ててレイト料金1,200円を支払い適当に席を指定する。
100席のうち30席程埋まっている。(席を指定する際に指定済みの席数がわかる)

時刻は午後8時40分。
4階まで階段で駆け上がってシアターに入場する。
うわぁぁぁ。まずは強烈な冷房の効き具合に声がでた。
指定した席に着くが、冷房の風を直に感じるため、カニ移動しながら感じない席までする。

予告が終わり、本編上映開始となる。

最初にスクリーンに『今作はフィクションです。』との文字が映し出された。

作品のあらすじは
死刑囚須藤(ピエール瀧)が明るみにされてない3件の殺人事件をジャーナリスト藤井(山田孝之)に告白する。
その3件の事件は須藤が先生と呼ぶ男木村(リリーフランキー)が首謀者であり、関わっているとのこと。
藤井は告白された内容に基き、その3件の裏を取ることに奔走する。
最終的には記事にし、木村及び保険金目当で殺害を依頼した妻・息子・嫁が逮捕され起訴される。

今作は実話小説をもとに映画化したフィクションである。
そのことは知りつつも、得体の知れぬリアルな恐怖を感じてしまう。
要は自分の身に、もしかしたら起きうるかもしれぬという恐怖だ。
その理由は作品からは現実を感じるからだ。
作品構成は凄惨な殺人シーンの合間に現実的なシーンをはさんでいる。

現実シーン列挙すると
住まいは木村は一戸建て、須藤はアパートとかな?車も普通。身なりも普通。贅沢な生活感はない。
2人とも娘がいる。
両家揃ってのクリスマスパーティーシーンでは、就学前の須藤の娘にランドセルプレゼントしたりする。
その娘が高校生の姿をちょい出しさせる。
須藤は情婦からは情には熱い人と思われている。
ジャーナリスト藤井は妻と重度の認知症の母の3人暮らし。
妻からは母の認知に耐えられないことを告白されるが事件を追うことに夢中となり顧みれない。
母から暴力もふるわれるが、逆に暴力を振るってしまったと告白する妻。

このように日常的にどの家庭でもありえるシーンを合間にいれる。
これにより、日常的生活の延長線上に、殺人事件もあるのだと想起させる効果を感じた。

似た作品の中には北野監督のアウトレイジ、三池監督の悪の教典、園監督の冷たい熱帯魚、古いとこでは深作監督のバトルロワイヤル。これらの作品は確かに恐怖も感じるのだが、今作ほどの現実感はない。
所詮は作り話であるから、現実的にはありえないと思っている。

今作はその逆である。現実的にもありえることなのだと・・と感じさせてくれる。

星評価は

構成の秀逸さに監督の手腕を感じざる得ない。
回想シーンを映画半ばからという映画制作ではみたことのない構成手法も好感がもてた。

ラスト近くの裁判シーンで、須藤が殺人事件を告発した本当の理由は、新たに殺人事件を告発することで、死刑執行の日もまた遅らせることができる。それが本当の狙いであったことがわかる。
つまり生きることへの執着からの、告発であったのだ。

また
この裁判が終わった・・別の殺人の告発しそうだ。


予告(予告を観ることにより、今作鑑賞の質は下がらない※よーい主観)




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